//黒画面

 

 幼なじみなんてロクなもんじゃない。

 

 その決意が固まった今日この頃。

 

 朝起こしに来てくれたり、セクハラまがいの事象が起きても許してくれる……。

 

 それはまったくもってあるあるじゃない。

 

 むしろ幼なじみあるあるは、互いにその存在を煙たがってることだと思う。

 

 ましてや、それが異性であるなら、なおさらに。

 

//CG ありすと西森、全裸で風呂場

 

【ありす】

「あっ……」

 

 目の前に色白の肢体が晒されてる。

 

 形の良い胸に、くびれた腰。

 

 低身長には合わない抜群のプロポーションが、おれの目の前にドンと露出していた。

 

【ありす】

「変態」

 

【西森】

「あっ、ありすこそなんでここにいるんだよ!」

 

【ありす】

「ハァ? ママとパパ、いないって言ったじゃん」

 

【ありす】

「あたしは今日、ここで泊まりなの。ちゃんとあんたのお母様には許可得てんだから」

 

 ありすの目線が徐々に下に移動していく。

 

 おれは、慌てて下腹部を隠した。

 

【ありす】

「別に見たくないし」

 

【西森】

「そっ、そっちも隠せって!」

 

【ありす】

「幼なじみなんだし、隠すとこなんてないでしょ。そもそも中学まで一緒に入ってたじゃん」

 

 ありすがそのまま浴室へ入ってくる。

 

 一緒に入ってると勘違いされたら、それこそ人生の終わりに等しい。

 

 おれは入れ替わりで浴室から飛び出る。

 

【ありす】

「いつまで隠してんの? なに、勃起してんの?」

 

【西森】

「うっ、うるさいな!」

 

【ありす】

「陸久のチンコ、オナニー見たとき以来だっけ」

 

 ……そうだった。

 

 中学のとき、彼女にオナニーしてるところを目撃された。

 

 おれはそれ以来、ありすには弱みを握られてるも同然で、迂闊に逆らうことが出来ずにいる。

 

【ありす】

「やっぱ勃起してるっしょ? だっさ。童貞なんてそんなもんよね」

 

 胸を隠すこともせず、ありすは侮蔑の目を向けてくる。

 

 視線は隠した下腹部と、おれの目線が胸にいかないかなどを警戒している様子。

 

【ありす】

「早く出てけよ。この、童貞がっ!」

 

//BG 西森宅_廊下(夜)

 

 背中を向け、股間から手を離した途端――ありすが蹴り上げてきた。

 

【ありす】

「やっぱ勃起してんじゃん、変態」

 

【西森】

「くっ、ふざけるなよ……このっ」

 

【ありす】

「……なんか、前よりデカくない?」

 

 ……最後、なにか言っていたのか、聞き取れなかった。

 

 風呂場から追い出され、全裸のまましばらくは痛みに耐え続けていた。

 

 おれは、ありすが心底憎くなっている。

 

//BG 西森宅・リビング(夜)

 

 全裸のおれに侮蔑の目線を向け、すたすたリビングに上がり込んだありす。

 

 さっきまで全裸を見られた女とは思えない、平然とした態度だった。

 

 ありすはまあ、可愛いほうだ。

 

 彼氏とかのモノを見たことがあるんだろうか……。

 

 イヤイヤっ、想像して勃起なんてするなよおれ!

 

 またバカにされちゃう。

 

【ありす】

「なに突っ立ってんの?」

 

 ありすはソファに座り、海外ドラマを観ていた。

 

 今ハマってる、昼ドラみたいな恋愛もののやつだったか。

 

 パンツとシャツ一枚の格好だとか、完全におれを男だと思ってない。

 

 ふと、ありすに手招きされる。

 

 拒むこともできるが、とくに拒否をする理由が思い浮かばなかった。

 

 距離を置いて、ありすの隣に腰を下ろした。

 

【ありす】

「……暇ならチョコとか作ってよ」

 

【西森】

「やだよ。面倒くさい」

 

【ありす】

「友達の子には作ってんじゃん」

 

【西森】

「あれはプレゼント貰ったりとかしてるから、そのお返し

でだよ」

 

【ありす】

「ふんっ、童貞は心も狭いのな」

 

 いつもながら猛々しいヤツだ。

 

 これだから世の中から女を憎む男の犯罪が生まれてしまうんだ。

 

 一方、テレビの中から水音やらベッドの軋みが聞こえる。

 

 ああ、まずいまずい。

 

 ベッドシーンに突入してるぞ、これは。

 

【ありす】

「……あんた、キスとかしたことないでしょ?」

 

ありすがなぜか、こちらをジッと見て笑う。

 

【西森】

「うっ、うるさいな。ありすに関係ないだろ」

 

【ありす】

「こんなシーン、ただの恋愛ごっこじゃん。もっと過激なのいっぱいあるんだし、あんただってAV見てんでしょ」

 

 たしかに、いかにもやらしいってシーンではない。

 

 挿入されてる感じもなければ、水音はただキスを交わしてるときのもの。下からのじゃない。

 

 でも、おれが危機的に感じてるのは映像よりも、現在のこの状況だ。

 

 おれのジュニアは、ナイーブだった。

 

【ありす】

「……サイテー。なに、あたしに欲情してんの?」

 

 スウェットには、完全に大きな膨らみを作っていた。

 

【ありす】

「最近あんた、あたしの前でやたら勃起してるよね。気づいてないとでも思った?」

 

【西森】

「あっ、これは……その」

 

【ありす】

「しかもさっき、わざとブラとか放置させてたんだけどあんた、ぜーったい触ってたでしょ」

 

【西森】

「しっ、してないって!」

 

【ありす】

「微妙に位置、ズレてた」

 

【西森】

「……少し、気になって確認しただけだよ」

 

【ありす】

「ふぅん。さっきブラ置いてあったってことは――あたしってさ、ノーブラなんだけど……」

 

 ありすがぐいっと近づいてくる。

 

【西森】

「や、やめろよな……」

 

 よく見ると、シャツ越しに乳首がうっすら透けてるように見えなくもない……。

 

【ありす】

「あーっ、またカタくしてるっしょ?」

 

 リモコンを手に、ありすが完全体となったペニスを叩いてくる。

 

 ゆっくり、サオ部分を叩くその彼女の顔は、とてもおれをバカにしてた。

 

【ありす】

「つーかほんとにノーブラだと思った?」

 

【ありす】

「バーカ、あんたみたいなヘタレ、だれが誘うかってんの。入れてすぐ射精するでしょ? ゴムの無駄遣いよ」

 

 襟元を下げ、胸を見せてくる。

 

 あっ、たしかに……ブラをしていた。

 

【ありす】

「どうせ包茎でしょ包茎」

 

【ありす】

「皮かぶってんのなんてくさいに決まってんじゃん。そんな汚ぇチンコ、入れたくもしゃぶりたくもないっつーの」

 

【ありす】

「ムラムラしたでしょ? どーぞどーぞ、勝手にシコシコしちゃえば?」

 

 それからありすは、おれをからかいながらもずっとテレビを見続けていた。

 

 ……これがおれの日常。

 

 ありすにバカにされ、こちらが怒ろうとするとオナニーの件をバラすと脅す。

 

 はらわたは完全に煮えくりかえっている。

 

 が、いまだ現状を打破できずにいた。

 

//暗転

 

 学園生活はえらく平穏だ。

 

 なぜならば、ありすとは無縁の友人サークルを作り上げているからだ。

 

 ありすはありすで、ギャルグループ――おれらで言うとこのヤリチンヤリマンメンバーでたむろしてる。

 

 だから、学園が一番居心地がいい。

 

//BG 学園_廊下(朝)

 

【クラス女子A】

「あっ、チョコありがと。おいしかったよ?」

 

【西森】

「おっ、おう」

 

【クラス女子B】

「ほんと上手だよね~お菓子作り。彼女とか、甘いのいっぱいで幸せでしょ?」

 

【五所川原】

「おいっ、言っとくけど西森と栗野は付き合ってないぞ」

 

【クラス女子A】

「えっ、そうなんだ……」

 

【クラス女子B】

「あんた今、チャンスと思ったでしょ?」

 

【クラス女子A】

「ちょっ、ちょっと言わないでよぉ」

 

 チョコ作ってとリクエストがあった。

 

 仲のいいふたりには昨日の夜手作りし、今日こうしてプレゼントしてあげた。

 

 ふたりの味覚も調査して、市販の板チョコを溶かしてからの固形化。

 

 ズバリ、菓子作りは訳あって得意だから、苦ではない。

 

 女子ふたりと別れ、友人の五所川原がニヤけ面をしながら肩を組んでくる。

 

【五所川原】

「さっきの、いいチャンスじゃね? いけって。告れば形になりそうじゃん」

 

【西森】

「うーん、ちょっと考えさせて」

 

【五所川原】

「かーっ、その甘ちゃんなとこが栗野を調子づけんだ」

 

 おれだって理解してるよ。

 

 だがしかし、幼なじみだし両親共々の関係で、容易には絶てない。

 

 そこが悩みどころでもある。

 

【五所川原】

「あっ、そういやおれっちも食べたけどもあれ、チョー美味った!」

 

 美味ったってなんだ……。

 

【西森】

「ハハ、どうも」

 

【五所川原】

「ほら、駅前にパティスリーあんじゃん? あれとレベル変わらねぇって」

 

【西森】

「そ、それは褒めすぎだよ……」

 

【五所川原】

「でもなぁ、そんな実力あんのに得意になった経緯……。あれ聞くといつも涙出るわ」

 

【西森】

「知ってんだから掘り返さないでくれって」

 

【五所川原】

「……普通に考えて、栗野もなんでバレンタイン寄越したんだろーな。あれ、2年前だろ?」

 

【西森】

「……ま、まあ、それこそ……本人にしかわからないよ」

 

 ……2年前、ありすがバレンタインチョコをくれた。

 

 丁寧にラッピングされた、高級チョコだったから余計驚いたのは今でも覚えてる。

 

 で、お返しにとおれ、母さんからチョコ作りを学び、そこからオリジナルチョコを作れるようになった。

 

 色々なスイーツを食べて研究した成果でもある。

 

 あの完成したチョコを食べた際、ありすが寄越した感謝の弁はボイスレコーダーに保存すべきだったな。

 

 まあ、それはかつての話だけどね。

 

//時間経過

 

【ありす】

「ちょっと」

 

 授業中、腹痛でトイレにと廊下に出たところ、ありすが引き留めてきた。

 

 学園で彼女が声をかけてくるのは非常に珍しい。

 

 洗車しない人が洗車したら雨が降るとか言われるくらい、稀少な出来事だ。

 

【ありす】

「なんで他の女にチョコあげてんのよ。あたしには?」

 

【西森】

「……ない」

 

【ありす】

「あんたのチョコ初めて食べたのあたしでしょ? もうずっとくれてないし……」

 

【西森】

「あげる理由にはならないじゃん」

 

【ありす】

「ったく、ちょっと来い!」

 

【西森】

「ちょっ――」

 

 苛立った様子のありすに手を引かれる。

 

//BG 学園_男子トイレ(昼)

 

 連れてこられたのは男子トイレだ。

 

 幸い人はだれもおらず。

 

【ありす】

「入れバカ」

 

 個室に押し込まれ、ありすも入ってくる。

 

【西森】

「ちょっ、なにすんだよ!」

 

【ありす】

「バカ。声出したらあんたに犯されたって叫ぶよ?」

 

 便座に座らせられて、大股開きになった足のあいだにありすが立つ。

 

//CG ありす、裸足で足コキ

 

【ありす】

「へぇ、デカいとは思ったけど――」

 

 チャックを下ろされ、ペニスが外に飛び出した。

 

 光沢を放つ亀頭を携えて、誇らしげにそびえてるけれど、結局は勃起を抑えられないだけ。

 

【ありす】

「……気にいった。足でしてあげる」

 

【西森】

「へっ?」

 

 素っ頓狂な声を上げるも、ありすはお構いなしにニーソックスを脱ぎ、生足を下腹部へ近づける。

 

【ありす】

「デカすぎ。挟めないじゃん」

 

【西森】

「ひゃっ! や、やめて――ッ」

 

 足の指が亀頭に絡み、グリグリと刺激する。

 

【ありす】

「チョコ作って欲しいだけなんだから。ほら、足だけだったらいつでもしてあげるから作ってよ。あたしがご奉仕するんだからあんたもお返ししなさい」

 

【西森】

「すっ、好きでこんな……あっ」

 

【ありす】

「だっさ。童貞にはきつい? まあ、ヤリチン共より可愛げあっていいけど」

 

 ペニスの先端から汁が溢れてきた。

 

 ありすは自らの足にそれが付着し、嫌悪感丸出しの表情を見せた。

 

【ありす】

「最悪……。童貞で早漏で……チンコだけデカいの? 宝の持ち腐れよね、もっと楽しませろっての」

 

【西森】

「だ、ダメ……で、出そう」

 

【ありす】

「はやっ。でも、ダーメ」

 

ありすは足責めを突然やめた。

消化不良のペニスは汁でテカテカとしてる。

 

【ありす】

「ほら、パンツにしまってあげる」

 

 ひんやりとした心地がペニスに宿る。

 

 ありすが小さな指でサオを掴み、パンツに収めていった。

 

【ありす】

「ただし、その中で射精してよ」

 

 再び――ありすの片足がおれを責める。

 

【西森】

「あっ、あぁぁッ!」

 

【ありす】

「シコシコしてあげてんだから、ザーメン出せよ。ほら、あたしみたいな可愛い子にシコられてんだぞ?」

 

【西森】

「かっ、可愛くねぇよありすなんか……」

 

【ありす】

「へぇ、童貞のクセに強がっちゃって。昔は可愛い可愛いいって、ベタベタ引っ付いてきてたのにねぇ」

 

 ペニスに思い切り体重をかけられる。

 

【西森】

「あっ――」

 

//フラッシュ

 

//SE 射精音

 

 ……やってしまった。

 

 パンツの中で、びゅびゅぅっと射精が行われ始めた。

 

【ありす】

「やだー、陸久くんったら恥ずかしー」

 

 ニヤニヤと笑いながら、何度もペニスを踏みつけてくる。

 

 なおも射精が繰り返される。

 

 そうだった……、最近してないから量が多いんだ。

 

【西森】

「じゅっ、授業どうしよう……」

 

【ありす】

「安心しなよ。ずっとここにいればあたし、迎えに来るから」

 

//BG 学園_男子トイレ(昼)

 

 ありすはドアを開け、去ろうとする。

 

【ありす】

「あっ、今日のこれ――どうせオカズにすんでしょ?」

 

 それだけを言い残し、ありすは去った。

 

 ……だれがオカズに抜くんだよクソッ!

 

 残されたおれは下半身に浸食する気持ちの悪さと、ズボンにまで付着した汚れに絶望感に苛まれた。

 

 これでは本当にありすの助けが来るまで帰ることなんて、不可能でしかないと思う……。

 

【西森】

「……絶対、許さねぇ」

 

 五所川原の言う通りだ。

 

 アイツはおれの甘さにつけ込んでいる。

 

 なら、おれがどうにかするしかない。

 

//暗転

 

 自宅に帰ったのは夕刻をすぎた頃合いだった。

 

 ありすの前で下半身裸になってパンツを脱ぎ、ノーパンでジャージのまま帰宅した。

 

 いつもはしないクセに密着してきたり、勃起させようとしておれで遊んでくる。

 

 ……勃起はしちゃった。

 

 だが、抜いてくれるほど優しい幼なじみでもなく、罵倒されて終わる。

 

 帰宅すると、ありすは母さんとキッチンにこもってた。

 

//BG 西森宅_リビング(夜)

 

【ありす】

「あーっ、もう! 難しすぎ!」

 

 母さんが寝静まったあとでも、一人で調理に取り組む姿があった。

 

 エプロン姿のありすは新鮮だった。

 

【ありす】

「ちょっとあんた。味見しなさいよ」

 

【西森】

「やだよ。どうせ生け贄でしょ。死刑執行に自ら赴くなんて意味わかんないし」

 

【ありす】

「ハァ!? 自分が上手だからって調子乗んなし!」

 

 ムッとしたありすは、またチョコを砕き始めた。

 

 溶かして作ってを繰り返してると思う……。

 

 頬にチョコがついてたり、一生懸命な横顔だったり、今だけは無害なありすがそこにいる。

 

 そういえばありす、昔はパティシエを目指してたっけ。

 

 見てわかる通り、料理に向かない短気な性格だから菓子作りなんて成功した試しがないけど。

 

【ありす】

「あんた……今日、女子に言い寄られてたっしょ」

 

【西森】

「え……?」

 

【ありす】

「え、じゃねーよ。言い寄られてたじゃん。なんか、いかにも可愛い子ぶったのに」

 

ああ、今朝チョコを渡してたときのことか。

 

【西森】

「いや、五所川原もいたし、言い寄られてないけど」

 

【ありす】

「モテんだからさっさと彼女作れよな。あんたがフリーだと、いつまでもあたしがあんたと付き合ってるって勘違いされんだから」

 

【西森】

「……そもそも、トイレで人にヒドいことする女の子に彼氏は難しいんじゃない?」

 

【ありす】

「はっ、ハァ!? このっ、童貞が偉そうに……ッ!」

 

【西森】

「おれは男なんだから。もう少しそういうの、警戒したほうが身のためだと思うよ」

 

 ありすは途端にこちらへ向き直り、距離を取った。

 

 自身の身を抱くその姿こそ女子っぽいが、苛立ちの募った心境で見るおれの視界では腹立たしい女でしかない。

 

【ありす】

「……や、やんのかよ……?」

 

【西森】

「するならとっくに押し倒してるよ。血が出ようがお構いなしに、何度でも犯してるよ」

 

【ありす】

「い、イヤ……。あんなデカいの、無理だから……」

 

 一歩近づく……。ありすが離れ、そして怯える。

 

【西森】

「ヤリマンに興味ないよ。そうだね、言い寄ってくれたんだから、あの子に告白するよ、五所川原も推薦してるし」

 

【ありす】

「え……? な、なに……?」

 

 おれはありすを無視して、ソファに腰を下ろした。

 

 テレビをつけ、ケータイ片手に友人とやりとりを始める。

 

【ありす】

「……んだよ、もう」

 

 ありすは再び、チョコ作りに専念し出した。

 

 おそるおそるおれに声をかけ、チョコの味見してと頼んできたり。

 

 明らかに機嫌を取ろうとしてるとわかる。

 

 ありすはバカだから、行動がわかりやすい。

 

 乱暴な行為も、相手が反応してくれなければ意味を為さないんだ。

 

 そう、かまってちゃんの最大の対処法は、最初から相手などしなければいいだけだ。

 

//時間経過

 

【ありす】

「チョコ、作ってくれるだけでいいのに……」

 

 ありすはくたくたになって、ソファで眠りに落ちた。

 

 おのれ、自由人め。

 

 そのまま犯してやろうかと思った。

 

 ……チョコ作ってほしいなら、もっと素直になればいいだけの話じゃないか。

 

 なぜそれができないのか。

 

 寝顔一つでおれの感情が変わるわけでもなく、今でもその無垢な顔に射精してやりたいとすら考えた。

 

//BG 西森家_自室(朝)

 

 気が変わった。

 

 おれもなぜ、あんなことをしてしまったんだか。

 

 登校しなきゃダメかなぁ。

 

 いや、制服がまだ乾いてないなら休もっかな。

 

 廊下のほうからドタドタと階段を上がる足音が響いてる。

 

【ありす】

「陸久、いんの?」

 

 返事をする前にありすがドアを開けた。

 

【西森】

「ノックくらいしてくれよ」

 

【ありす】

「あっ、ごめん」

 

 それが理由でオナニー見られたんだから。

 

 ほっぺにチョコつけて、その手には皿に乗った食べかけのチョコがある。

 

【ありす】

「あ、あの……チョコ、ありがと」

 

 珍しくモジモジと、恥ずかしそうだ。

 

【西森】

「気まぐれだよ。なんか、差別してみてるみたいだったから、気分悪くて」

 

【ありす】

「陸久ってば、ほんとチョコ作りうますぎっ」

 

【西森】

「で、おいしかった……?」

 

【ありす】

「完璧! 中のあれ、なんなの? 苦いんだけど、すごくとろみがあって……濃厚っていうか……」

 

 ……どうやら、ありすの機嫌を取れたようだ。

 

 おれの――精液入りのチョコレートは。

 

【西森】

「もっと作れるけど――いる?」

 

【ありす】

「あっ、じゃあ貰おっかな」

 

【西森】

「体重とか、大丈夫?」

 

【ありす】

「ちょっともう、デリカシーなさすぎだって。それに気にしてたら食べられないってば」

 

 ……心底ご機嫌みたいだ。

 

 なら、調子に乗らせてもらおうか。

 

【西森】

「じゃあ、下行こっか」

 

//暗転

 

 好物を前にすれば、やはり根は乙女だった。

 

 たぶん寝てる彼女に毛布かけてあげたり、後片付けをしてあげた点も相乗してると思う。

 

【ありす】

「なにこれ、目隠し?」

 

【西森】

「ちょっと見かけに自信がなくてね。だから味覚だけで楽しんでもらいたいのがあるんだよ」

 

 若干不審を抱いた顔をしたが、リビングに漂う甘い香りにありすはノーと言えない。

 

【西森】

「あと汚れるから服は脱いだほうがいいかも。そこは強制しないけどね」

 

 ボウルいっぱいのチョコを目の当たりにし、ありすは易々と下着姿になった。

 

 無論、おれに対して恥じらいは持たない。

 

 ありすに目隠しをさせ、準備完了。

 

//CG ありす、目隠しチョコフェラ

 

 おれは全裸になり、ペニスにチョコを塗りたくった。

 

 バレないよう、こまめにチョコを垂らしていく手はずは整っている。

 

【ありす】

「はぁぁ、甘い匂いがする……」

 

【西森】

「ちょっと細長くて歪な形のチョコだけどさ、気にしないでね。あ、あと歯は立てないように」

 

【ありす】

「歯、立てちゃダメ……?」

 

 ありすが怪しんでるな。

 

 でもここまでくれば遂行あるのみ。

 

 チョコペニスを、口元へそっと運ぶ。

 

【ありす】

「ん……なに、ヘンな形……」

 

 やっぱり処女だろう。

 

 亀頭を舐めたのに、正体がペニスだとは気づかない。

 

【ありす】

「れろ、あ、でも……甘い。これ、いいチョコなんじゃない……?」

 

【西森】

「もう少し舐めたら、ミルクも出るからね」

 

【ありす】

「へぇ……。れろ、でもぉ、んん、舐めづらい……」

 

 ありすは思い切り、パクりと亀頭を咥えた。

 

【ありす】

「んんっ、あむぅ……アイス、バー?」

 

【西森】

「そうだね。硬くしてるから、中々溶けないんだけどね」

 

【ありす】

「ところどころ……んん、あの形に、似てるけど……」

 

【西森】

「だから歪なんだよ。見た目でだったら、このおいしさが伝わらないかなと思ってね」

 

 再びチョコをまぶして、今度はありすにペニスを握ってもらう。

 

【ありす】

「あっ、熱くない、コレ……? んっ、んちゅぅ、なんだろ、なんでやらしい気分になんのかな……」

 

 それはおそらく匂いのせいだ。

 

 チョコで気づきにくいが、亀頭の先端からは我慢汁が溢れてきてる。

 

 ペニスはより熱を持ち、よりありすの口内に沈む。

 

【ありす】

「んあっ、んむぅ、ちゅ……やだ、チンコみたいじゃん」

 

【西森】

「気のせいでしょ。それに、舐めたことあるの?」

 

【ありす】

「え? な、なにを?」

 

【西森】

「チンコだよ。チンコ舐めたことあるならこのチョコだって容易にペロペロ出来ると思うんだけど」

 

 ありすは頷かない。

 

 ガチガチの肉棒をしっかり掴み、手の甲の睾丸すら当たってるのに気づかないなんて……。

 

 もう無知ですと言ってるようなものだが。

 

【ありす】

「……こっ、告られることはあんだけど、付き合ったことは……その、男ってヤることばっか考えるって印象だし」

 

【ありす】

「んぅ、それに……あ、あれ……。これって――」

 

【西森】

「今さら気づいた? やっぱり処女なんだね」

 

 アリスの目隠しを外し、おれは乱暴にありすの後頭部を掴んでペニスへの出し入れを激しくする。

 

【ありす】

「んぶぅっ!? んっ! んじゅっ、じゅじゅぅぅ!」

 

【西森】

「ハハ、君がバカにしたチンコ、おいしいんでしょ?」

 

【ありす】

「やっ、やめ――んんーっ! じゅっ、うぇぇ……」

 

 絶品の口内は、まさに男のペニスを迎えるために作られたも同然の空間。

 

 ありすも無理やりされてるのに歯は立てないんだから、やっぱり甘味なペニスに酔いしれてるんだろう。

 

【ありす】

「ちっ、チンコ舐めさせんな……んんぅ!」

 

【西森】

「フェラしてる顔のがよっぽど可愛いよ、ありすは」

 

【ありす】

「うっせぇ童貞! この――」

 

【西森】

「口の利き方に気をつけようよ。次は下の口にチョコバーが入っちゃうよ?」

 

【ありす】

「くぅ……。ふぇ、フェラだけだろ……?」

 

 ありすは至極、悔しそうな顔で抵抗をやめた。

 

 それでも信用はできないから、頭は無理やり抑えつけてのフェラをする。

 

 チョコをまたも、ペニスの上に塗っていく。

 

【ありす】

「んんっ、ちっ、チンコ……おいしく感じる」

 

【西森】

「いや、実際おいしいんだよ。処女にはわからないか」

 

【ありす】

「あんただってフェラされたことないだろ。んんぅ、スゲぇだらしない顔……してるし」

 

【西森】

「フェラ顔、可愛いなって」

 

 片手で、ありすの頬を撫でてみる。

 

 ムッとした目つきがおれを睨み、再び目線はペニスにと戻されていく。

 

【ありす】

「んじゅっ、んんぅ、じゅじゅっ」

 

【西森】

「あっ、ダメだ……チョコミルク、いっぱい飲んでね」

 

【ありす】

「じゅじゅぅ……んぅ、え、え……?」

 

//フラッシュ

 

//SE 射精音

 

 ――どぴゅるるぅぅッ! どぷんっ、どぷぅぅ!

 

【ありす】

「あぶぅぅッ! んぶぅっ、あっ、んんーッ!」

 

 絶え間なく口内に飛び出していく精液。

 

 ありすの頭から手を離せば、すぐに嗚咽とともに精液を吐き出してしまった。

 

【ありす】

「ふっ、ふざけんな……このッ」

 

【西森】

「だっておれの精液、もう飲んでるじゃん。それを欲しいと言われたら同じ工程になるのは当たり前じゃない?」

 

【ありす】

「はっ、ハァ!?」

 

【西森】

「わからないかな。おれがなんでわざわざありすのためにチョコを作ったと思う?」

 

【ありす】

「……う、嘘……?」

 

 おれはニヤけてしまった。

 

 あまりにもありすが疑いを知らなくて、自分が足コキまでしていじめた相手が許すと思ってんだから。

 

【西森】

「ほら、掃除もしてよ」

 

 ペニスを口元に運ぶと、ありすの舌先が遠慮がちに伸び、精液をすくった。

 

 当然、処女にはきつい味だったようだ。

 

【ありす】

「くぅぅ、サイテーだな……」

 

【西森】

「それはそっくりそのまま言い返せるけどね!」

 

//BG 西森宅_リビング(朝)

 

【ありす】

「きゃっ!」

 

 ありすを床に押し倒す。

 

 こんな状況のために下着姿にしておいた。

 

 ブラをずり下ろせば、しなやかで大きめの実りが現れて、より興奮する。

 

【西森】

「可愛い声だなぁ。もっと聞きたくなっちゃうよ……。そんな可愛いせいで、ほら――まだ勃起してる」

 

//CG ありす、正常位

 

【ありす】

「こ、こんなことして……許されると思ってんのか!」

 

【西森】

「だから自分の行動を振り返りなって。おれが今までどんだけチンコ責めにあったか」

 

【ありす】

「あ、あんたが――オナニー見せたから、意識しちゃって仕方なかったんだよッ」

 

【西森】

「へぇ、それだけの理由でいじめられたの? 可哀相なチンコ。ほら、君のアソコは涙もろいんでしょ、いっぱい濡れて、チンコを迎えたいって言ってる」

 

【ありす】

「ほんとやめて……。お願い、もう……調子に乗らないから……。く、口でだったら毎日してあげられるし」

 

――ぬぷぅぅ。

 

【ありす】

「あっ! やっ、やだ……入って――」

 

 そして引き抜いた。

 

【西森】

「大丈夫、入ってないよ」

 

【ありす】

「んんぅぅぅ、くそぉ、なんであんたなんかに……ッ」

 

 マンコの湿り気が尋常じゃない。

 

 洪水と化して、淫靡的にアナルまで垂れていってる。

 

【ありす】

「……チンコ、デカすぎるからダメ……」

 

【西森】

「でも、すごく欲しがってるように見えるけど」

 

【ありす】

「そんなわけねーよバカ! ふっ、ふざけんな……。絶対訴えるからな……」

 

【西森】

「今すぐ、おいしいチョコミルク、あげるからね」

 

 そして――ペニスが奥へと沈んでいく。

 

【ありす】

「んあぁぁッ! あっ、あぁぁぁッ!」

 

【西森】

「くぅぅ、狭いなぁ処女マンコは……」

 

【ありす】

「しょっ、処女じゃ――イヤァァァァッ!」

 

 おれのペニスは前例のないほどの硬度を持ってる。

 

 徐々に、膣壁に擦られながらも奥に埋没する。

 

 ――やがて、根元まで収まりきった。

 

【ありす】

「あっ、あぁぁっ! あっ、んあぁぁ……」

 

【ありす】

「なんで、こんなヤツに……」

 

 ありすが気の強い目で睨んでくる。下唇を噛みしめて、快感を押し殺しているのは見てわかる。

 

【西森】

「ちっちゃい頃、言ってたじゃん。ほら、陸久と結婚するのって……ありすがさ」

 

【ありす】

「いっ、いつの話だよそれぇ……ッ。結婚とせっ、セックスは別……なのに」

 

【西森】

「あらら、処女発言だよそれは。キスするだけの友達だってある世の中なんだから、下半身が繋がるくらい、どうってことないよね。それに、ビッチなんだから」

 

【ありす】

「この――ッ」

 

 おれはゆっくり、腰を前後に揺すり始める。

 

【ありす】

「いっ、痛いッ! やっ、やめてぇ!」

 

【西森】

「ああ、可愛いよぉありす……。チョコバーがおいしすぎて涙が出るくらいなんだね」

 

 ありすの膣内は密閉された空間で、ペニスを迎えるには細く、小さすぎる。

 

 が、男のおれにはそれが快感だった。

 

【ありす】

「んぐっ、んあぁっ! ちっ、チンコ痛いからぁッ!」

 

【西森】

「エッチな言葉いいよ。もっと言って。そうすればもっと大きくなるよ……」

 

【ありす】

「イヤッ! あっ、大きく……しちゃ、ダメぇ」

 

【ありす】

「んぐっ、あぁっ、き、きつい……んあぁぁッ」

 

【西森】

「ふふっ、スカート短くして男誘ってるのにねぇ。こんなウブなアソコだと思わなかったよ」

 

【ありす】

「くっ、クソが……ッ! チンコ……抜け」

 

 ありすが両手でおれの胸板を叩いてくる。

 

 だが、非力なものにおれのピストン運動を邪魔することは出来ず、お返しに運動を激しくする。

 

【ありす】

「ひぐぅぅ……あっ、んんぅっ!」

 

【西森】

「痛い? 処女マンコだもんね、幼なじみだから特別に広げてあげるよ……」

 

【ありす】

「やめっ……バカぁ! 早く抜いてよぉ!」

 

【西森】

「オッパイまで揺らしちゃって……。いつも誘ってくれてたからね、舐めてあげるよ」

 

 たゆんと揺れる胸の先端をついばむ。

 

 なんだ、やはり興奮してるじゃないか。

 

 カチカチの乳首が勃起して、形の良い胸もいっそう吸い立てたくなる。

 

【西森】

「じゅるぅぅッ! じゅじゅっ!」

 

【ありす】

「ひゃぁっ! ひぐっ、んんぅ、あっ、胸は、あぁぁ」

 

【西森】

「抵抗が弱くなってるね、感じてるんでしょ……?」

 

 心なしか痛がることも減り、どちらかと言うとおれのペニスに悶えているだけって感じ。

 

 胸への愛撫を再開。

 

 今まで見せびらかされてきた柔乳を前に、興奮が抑え切れなくてしまった。

 

【ありす】

「ひっ、あぁっ、んぅぅぅっ、ひぅっ、あっ、もう、オッパイは、やめてぇ……」

 

【西森】

「でもそのせいで、マンコ濡れちゃったみたいだよ」

 

 肉塊を根元まで突き入れるたび、やらしい水音が聞こえてくる。

 

【ありす】

「あっ、あんたのぉ――チンコの汁でしょ……それぇ」

 

【西森】

「ちがうちがう。ありすがエロいから、いっぱい濡らしたんでしょ?」

 

 片手をクリトリスへ持っていき、刺激する。

 

【ありす】

「んあぁぁッ! な、なにこれぇッ! やばっ、あっ!あっ、あんた、なんかにぃ……」

 

【西森】

「チンコ締め付けてくるクセによく言うよ」

 

【ありす】

「ちっ、ちがうのぉッ! あたしじゃない!」

 

 首を振るい、目尻に涙を浮かべるありす。

 

 両手を押さえ込み、目を合わせた。

 

 ぷるぷると身を震わせ、その仕草がどこか子犬のよう。

 

【ありす】

「はぁ、あっ、あぁぁっ、り、陸久……?」

 

【西森】

「やばい、ありす可愛すぎっ!」

 

 思わず唇を奪いにいってしまった。

 

 普段、おれを卑下することしかしないスイーツ女の唇を。

 

【ありす】

「んんぅ! んっ、はっ、はな、せ……ッ!」

 

【西森】

「犯されてるありす可愛い……。一生、犯していいかな」

 

【ありす】

「んちゅ、ふっ、ふざけ――んんっ! あっ、んむぅ」

 

 唇が離れると、ありすは蕩けそうに顔をしてた。

 

 両手で口を覆い、すぐにおれを睨みつける。

 

【ありす】

「最悪……。なんで、あんたが全部……」

 

【西森】

「あれ、キスも初めて? じゃあ、おれは責任取ってありすのこと、幸せにしないとダメだね」

 

【ありす】

「な、なにが……んっ、んんぅ、幸せ、だよ……バカ」

 

【西森】

「幸せにするよ……。ただ、復讐だからセックスのときだけなんだよ。ありすはセックスだけの女だ」

 

 ノコギリのように、ペニスを膣壁に擦りつけるようにして動かしてく。

 

【ありす】

「んぐっ、えっ、AVの見すぎだろ、この……変態」

 

【西森】

「ハァハァ、ありすが可愛すぎるせいなんだよ? おれ、いつもありすで抜いてたんだから」

 

【ありす】

「き、キモいんだよバカ! ちょっ――あぁぁっ! んんぅ、んひぃ!」

 

 膣内は感覚がわからないほどに淫乱汁が溢れてる。

 

 おれはありすを五感で感じていた。

 

 これほどの容姿を誇る女の処女を奪えたことの優越感。

 

 そして服従させてやりたい願望が、射精感を昂ぶらせている。

 

【ありす】

「いっ、イッちゃいそ……んんぅッ!」

 

【西森】

「奇遇だね、おれも……」

 

【ありす】

「ちょっ! あっ、あんたゴムはッ!?」

 

【西森】

「ふふっ、セックスしてることはもういいんだね」

 

 一段と勢いを増し、腰を突き入れる。

 

【ありす】

「ちっ、チンコあぁぁぁッ! やっ、やばっ……、抜けよ童貞チンコぉッ!」

 

【西森】

「童貞にね、可愛い女の子がチンコっていうのは刺激が強いって知ってる?」

 

【ありす】

「あっ、んあぁぁッ! 抜いてぇ! ひぐっ、チンコ、チンコやばいのぉぉぉッ!」

 

【西森】

「イク……ッ! チョコミルク、今日は大さじ何杯だろうね……」

 

【ありす】

「イク! ちっ、チンコ抜いてぇぇッ! んぐぅ、あっ、あぁぁぁっ、イヤァァァァァッ!」

 

//フラッシュ

 

//SE 射精音

 

 ――どぴゅるっ! どぷんっ! どぷぅぅぅ!

 

 二度目の射精も、質量は多めだった。

 

【ありす】

「んひぃ! あっ、んあぁぁぁぁぁっ!」

 

 ビクンとペニスが痙攣するたび、奥にねじ込む。

 

【ありす】

「あっ! ちっ、チンコから、あぁぁぁ……」

 

 嘆き悲しむありすだが、顔にはうっすらと快感まじりのように見えなくもない様子も見てとれる。

 

 よだれを垂らし、目はうっとりとしてるし……。

 

【西森】

「あぁぁ、ありすにもミルク投入しちゃったね」

 

【ありす】

「うっ、うぅぅ……なんで、なんでなの……?」

 

 おれは上体を寝かせ、ありすの唇を貪った。

 

 舌先が交わり、いやらしく求め合う。

 

【ありす】

「んんぅ、んっ……ちゅ、はぁぁ、あむ、んふぅぅ、んんっ、あっ、チンコがまたぁ……」

 

【西森】

「だって、犯されてるのになんでそんな可愛いの?」

 

 もっと奥深くにと、精液を搾り出す。

 

 その間、ありすに抵抗されないようにと体全体でホールドする。

 

【ありす】

「ヒドいよ……中で、赤ちゃん出来たらどーすんのよ」

 

【西森】

「じゃあ出来るまで犯していい?」

 

//BG 西森宅_リビング(朝)

 

 ペニスを引き抜き、ようやくありすから離れた。

 

 膣からは勢いよく精液が垂れ落ちる。

 

 とろみがかった濃厚なソースが、ありすにたくさん注がれたことがわかる。

 

【ありす】

「ううぅ、明日からどうすれば……」

 

 嘆くありすを無視して、液体チョコの入ったボウルを手に取った。

 

 チョコをペニスに塗りたくり、ありすの眼前へ。

 

【ありす】

「す、スイーツ……。あたしの好きな、陸久の……」

 

【西森】

「うん、ありすの大好物だろ? だから、気にしないで毎日食べればいいじゃん」

 

 精液まじりのチョコペニス。

 

 生唾を呑んだありすは、サオを握り――。

 

//暗転

 

 無事、卒業式を迎え、おれは就職した仕事の都合上、家を出た。

 

 アパートの一室を無償提供してくれるなんて、まあ都会ではないけど十分すぎる仕事だ。

 

 以前あったありすとの一件以来、すっかり関係性は変わってしまった。

 

 ヤリチン共と絡まなくなり、どことなく清楚になった。

 

 そんなありすは人気を集めていたが、残念なことに卒業間近でモテモテな生活は送れなかったらしい。

 

 そもそもありすに、清楚は似合わない。

 

//CG ありすと陸久、向かい合わせでチョコ風呂

 

【ありす】

「あんっ。もう、入れちゃダメってば」

 

【西森】

「いや、だって狭いから、ねぇ?」

 

 足もろくに伸ばせない湯船に、2人して浸かる。

 

 しかも普通のお風呂じゃなしに、目いっぱいのチョコを入れたチョコ風呂。

 

 あとでまた体を洗わないといけないのに、ありすのリクエストでこうなった。

 

【ありす】

「さっきしたばっかりなんだから、今日はもうダメ」

 

【西森】

「せっかくのチョコ風呂なんだから、ザーメン出していいじゃん」

 

【ありす】

「……そういえば、あたしたちの関係って、あんなヒドい初体験なんだよね」

 

 チョコで思い出しちゃったようだ。

 

 ありすが首に両腕を回し、綺麗な胸が鎖骨に当たる。

 

 焦げ茶色の水の中で、ペニスは末恐ろしい硬度を持ってありすのどこかしらに密着してる。

 

【ありす】

「あのあと告白されて驚いたんだからね? あたし、絶対嫌われてると思ってたし」

 

【西森】

「んー、憎かったんだけどだんだん可哀相に思えてきちゃってね。それに、おれがいなかったらだれも貰ってくれないんじゃないかな?」

 

【ありす】

「あーっ、ヒドいよそれ!」

 

 ――ぬぷぷぅ。

 

【ありす】

「あっ! ちょっ――んくぅぅ、入って、るぅ……」

 

【西森】

「だって、犯されないと……感じないんでしょ?」

 

【ありす】

「う、うん……。あ、あれはでも……陸久がチョコを利用するのがいけないんだよっ」

 

【西森】

「ええい、口答えする女はこうだ」

 

 おしりを両手で広げ、腰を突き上げる。

 

【ありす】

「んくぅ、ああっ、す、すごい、ね……。チョコチンコ、すごく、甘くておいしい……♪」

 

 ――何度もミルクをぶち込み、ありすは何度もイキ狂った。

 

 おれはチョコだけじゃなく、ありすさえも調理できたということだ。

 

//END